素晴らしい音質へ@ASIO4ALLとLilithによる音楽再生
会社の同期と雑談していたところ、あるフリーソフトの
話題が出たのでブログの記事でも紹介します。

今回紹介するのはASIO4ALLというもの。
これを使うと、ある環境によってはパソコンから再生される
音楽の音質を上げることができます。


■注意!■
・ASIO4ALLと特定の音楽再生ソフトでないと効果がありません
 (WinampまたはLilithなど一部の再生ソフトのみ対応。MediaPlayerは非対応)

・古いパソコンや、古いOSでは効果が発揮されない場合があります
 (Windows2000以降のOSのみ)

・あまりにも貧弱なスピーカーでも効果がありません

・個人差によって、音質の変化に気付かない場合があります



英語版のみ?
まずは、ASIO4ALLをダウンロードします。
ASIO4ALL - Universal ASIO Driver For WDM Audio
こちらの英語版をダウンロードして、インストールを行います。

インストールするときに見落としやすいポイント
インストールするときは、[Off-Line Settings]にチェックを入れてください。
このチェックがないと、スタートメニューに設定画面が表示されません。

Lilithの設定
私は普段から音楽再生にはLilithを使っているので、こちらの設定を変更します。
サウンド出力がDirectSoundになっていると思われるので、
出力デバイスを[ ASIO (Project9k) ]にして右側も[ ASIO4ALL v2 ]にします。


これで準備完了です。
ASIO4ALLに対応した再生ソフトで音楽を再生してみてください。


ASIO4ALL動作中
ASIO4ALLが動作しているときは、このようなアイコンがタスクトレイに表示されます。

音質に変化はありましたか?普段から聞く音楽を再生してみて、
今まで聞こえない楽器やパーカッションの音が聞こえるようになれば大成功です。


私だとビットレート128kbps~320kbpsのMP3、Ogg Vorbisファイルで音質の向上が確認できました。
高音質のデータがあると、差がハッキリすると思われます。

ちなみに、私が音質アップを確認した環境はこちらです。
 サウンド:Realtek ALC888 (オンボード Realtek HD Audio)
 再生ソフト:SoundPlayer Lilith Ver.0.992
 OS:Windows XP(SP2)
 アンプ:ONKYO CR-185II
 スピーカ:ONKYO D-032A


音質の変化が分かりにくいときは、ギターやヴァイオリンなどの弦楽器、
フルート、トランペットなど吹奏楽器や、シンバル、カスタネット、鐘の音に注目して聞いてみると
音の違いが実感できるかもしれませんね。



Windowsから出る音は、カーネルミキサーを通ってサウンドカードへ
出力されているようですが、そこが原因で音質を下げてしまっているらしいです。
その代わりにASIO4ALLを使って処理することで、音が良くなるみたいです。

技術的なことは詳しく知りませんので、参考になりそうなページを紹介します。
ASIOな日々

簡単に言えば、Windowsデフォルト環境だと80%くらいだったものを
ASIO4ALLで100%に引き出すような感じでしょうか。



個人的には、ASIO4ALLを使うことで音質が上がって聞きやすくなったと感じています。
フリーソフトで、これだけの効果があれば私は満足しています。

ちょっとした一工夫で、音が綺麗になるのでお勧めしますよ。

| パソコン関係::便利なソフトを紹介 | 20:43 | コメント(4) |
■コメント
▼ Posted by KLOC (09年07月21日 23:43 ) ID:DWyjSp3I
LunaticRave2もASIOに対応しているみたいですが、なんか上手くいきませんでした。

音の進化を体験したかったです。><
▼ Posted by ねうとん (09年07月22日 23:03 ) ID:YnAn8NpE
>KLOCさん
ASIO4ALLが使えなかったのは残念ですね。
どこがダメなのか原因を知るためにも、LunaticRave2だけでなく
LilithなどASIO対応した音楽再生ソフトで一度試してみる価値はあると思いますよ。

私は試していませんがヘッドホンでも音の違いに気付くらしいです。
CD再生か320kbpsのMP3で音を聞いてみることをお勧めしますー。
▼ Posted by ray-0. (09年07月23日 00:24 ) ID:pn7VgUWo
PC上で楽曲製作されない方にはASIOは結構無縁の世界ですからね。
ASIO4ALLが注目されていないのも無理はないと思います。

DTMを少なからずかじっているものにとってはASIO4ALLは音質向上のためとして使われることはほとんどないと思います。
それでも簡単に導入できることから、導入しても損はないものだと思いますよ!

ちなみに、音楽を“聴く”環境ではヘッドホンはそれだけで音の違いがわかります。
自分は人間の耳ってここまで漠然と聞いていたんだなっと思いましたw
▼ Posted by ねうとん (09年07月23日 22:56 ) ID:YnAn8NpE
>ray-0.さん
ASIOはレイテンシが少なく発音までの遅延が短くなることが一番の特徴みたいですね。
おまけでカーネルミキサを通らない分、音質が良くなるという位置づけだそうで…。


それでも、DTMをやらない私だと遅延より
音質向上の方に注目してしまいます(^^;

なにより無料というのが一番嬉しいですよ。
もっと評価されるべきソフトですよね。
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